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エアバス社の宇宙画像が、農業を救う

エアバス社は、正真正銘の世界に知られた

国際航空業界のリーダ―です。

しかし、この20年間、同社は農業界でも活躍して

いることをご存知でしょうか?

 

昨年6月、イスラエルで開催された最先端農業の展示会

「アグリイスラエル4.0」で

エアバス社イスラエル防衛宇宙販売統括の

ダニエル・サグヤ氏の講演が行われました。

イスラエル農業のポータルサイト

「Israel Agri」 より

「エアバス社の宇宙画像が、農業を救う」

ご紹介します。

(アグリイスラエル4.0については、メルマガvol.3をご参照ください)

 

「現在、エアバス社は、フランスの生産者と組んで

ファームスター』というサテライト(人工衛星)から

受信情報及び画像からの精密農業

(precision agricultureプログラムを展開中 

 

エアバス社は、サテライトの製造を長年行っています。

今日、土地は、もう政府の特定領土ではない。

個人が宇宙にサテライトを飛ばすこともできるし、

サテライト画像から得られる膨大な情報の中から

農業に関連した有効で価値のある情報を

抽出することが可能なのです。 

私たちは、サテライト画像の利用を生産者だけではなく、

農業界全体(種苗会社、肥料会社、潅水会社、

そして設計会社、自動化関連会社)へも、開発、発展させる

ためにここにいます。宇宙と空中画像は、日々の

継続的な分析なしでは価値がありません。

必要なの宇宙の画像からサービスを生み出すことなのです。

私たちは、元データを提供し、

一方企業は(センサー、農学、AIなどの)情報源から

集計された数字を編纂することで、サービスを作り出す。

多くの企業がこの分野に参入すればするほど、

業界の成長に寄与するでしょう 

 

エアバス社と協業しているイスラエルのスタートアップ、

マナ社との事業についての話になると、

マナ社CEO エラル・マー氏も登壇。

マナ社は、世界最大級のかん水資材総合メーカー

リブリス社の関連企業です。

 

「農業分野で活動している会社との提携を望んでいた

我々にとって、マナ社と組めたことは大きな成果。

マナ社はサテライト画像を分析する

優れた能力があり有能な農学的洞察を 

生産者へ提供できる。

最後は、人なのです。マナ社と我々は

同じ熱意を分かち合える。生産者の利益に

対して前向きな人々出会い、構想

具体化できるようになりました。

 

ほんの数年前まで生産者は、土壌計測

(温度、湿度、その他)から情報を得て

農学者がそのデータを分析していましたが

この数年後、情報はサテライトや航空画像から

取得するようになりました。

我々の挑戦は、生産者がその情報を入手、

利用できるようにすること。

より良い収穫の結果や高い利益を生むために

生産者が最適な判断を下すプロセスを助けることです。」

 

今後の展望について

「サテライトの個人利用は増加し続けます

新しいサテライト関連企業がこの市場に

参入すれば、情報は更に蓄積される。

その成果は航空やサテライト画像に関連したサービスの

開発に意欲を燃やす企業に提供されるでしょう。」 

 記事全文はこちら

http://www.israelagri.com/?CategoryID=403&ArticleID=1748

 

*エアバス社の技術を使った

マナ社の「サテライト画像による潅水管理制御システム」は、

現在弊社で検討中です。 

 sunhope mailmagazine vol.9